2011年06月13日

シャンパン

二十歳のころ年上の女性に恋をした。

もちろん相手にもされず一方的な恋だった・・・

お酒に弱い彼女が、唯一好きな飲み物。

シャンパン

酒の勢いを借りて、思い切って(勇気をもって)告白した。

少しほほを赤らめた彼女に、僕はやさしく振られた20代。

僕の恋は儚くも泡となって消えた・・・

二十歳のころシャンパンは、ホロ苦く大人の味だった。



15年たった今、、、 

僕の側に、いつもその彼女がいる。

うれしいことがあった時、僕はシャンパンを飲む。

その味は今でもホロ苦く大人の味だけど、少し優しい味になった。



Posted by tabayuya at 05:18