2011年06月22日

体幹

アウターマッスルや骨格などを含めたフィジカル的な問題もあるが、今までボール競技で日本が活躍できなかった理由は、欧州人より体幹が弱いと考えられてきた。

ハンドボール界でも十数年前に外人選手が増えて、体幹の重要性に気づきだした。

体幹とは読んで字のごとく「体の幹」つまり体全身の粘り強さや・芯の強さを意味するが、鍛え方は地味で辛い。


日本人選手がまだアウターマッスル(外見でわかる外側の筋肉)を重要視して鍛えていた時代、僕はスペインとフランスで体幹トレーニングの重要性を学んだ。
特にチームメイトで旧ユーゴスラビア圏(セルビア、クロアチアなど)の選手はウェイトトレーニングはほとんど行わず(もしチームの方針でやったとしても軽いウェイトを繰り返すぐらいだった・・・)、メディシンボールを使った体幹トレーニングばっかりだった・・・


最近、サッカーの日本人選手が欧州で活躍できる理由の一つは、やはり体幹トレーニングにあると思う。

特に長友選手。
彼のトレーニング法とゲームを見ていたら、小さくても大きい選手に当たり負けしない体・倒れない体がしっかり作られている。

沖縄の若い選手にもぜひ体幹トレーニングの重要性を学んで欲しい。




Posted by tabayuya at 20:33