2012年08月22日

シリア

シリアの内戦。

日本人記者や民間人が射殺されるなど、もはや仁義や正義は微塵も感じられない。

僕は二十歳の時、国際大会でシリアに滞在したことがある。

その時の印象は、意外と町に活気があって、遺跡が多く、魅力的な国と僕は感じていた。

おそらくシリアもアラブ諸国の連続した革命と同じ理由で、長年政権を握っていた政府と、それを不満に思っていた反政府が、フェィスブック等で呼び掛け、大きなデモから内戦に発展したのが構図だろう。

他人の国で、他人の問題と言われればそれまでだが、国連も見放したこの国を、どこが救うのか?救えるのか?

この瞬間にも、内戦にまったく関係ない人や街、遺跡が失われていくのに、何も出来ない無力な自分にジレンマを感じる。



Posted by tabayuya at 12:19